久々の週末キャンプ。今回は毎日通勤で眺めている稜線を歩きたいと思い身近な里山(この山を「里山B」と呼びます)を縦走します。月の夜対岸から山の影が川面にきれいに映る山です。昔小説家が小舟から眺めてたしか「月光に竿刺す。山岳の影さかさまに落ち来たり」と美しい言葉で表現していました。山の写真はまた追加します。
この記事から得られること
なんとなく見ている里山の稜線に愛着がわくようになれると思える。
車が無くてもアウトドアが出来ると思える。
山頂に身近な歴史を感じられる。
<目 次>
1.準備 2.食材 3.登山 4.夕食
5.モーニングコーヒー
6.縦走・下山
1.準備
準備品リストはざっとこんな感じです
テント(エアライズ)
シュラフ(テンシャン)
ストーブ(SOTOガソリンストーブ)
コッフエルセット
照明 (GENTOSのヘッドライト)
2.食材
夕食のおかずをお弁当にしたもの・ローソンで買ったウインナー・ラーメン
3.登山
それでは出発です。
17:00分出発
家から歩いて15分のトンネルの脇からいきなり直登していきます。行きかう車から変な目で見られるんじゃないかと必死で登り大汗をかきました。
気が付くと眼鏡がなくなっていました。必死で藪の中を抜けるときにはじかれたんだと思います。戻って探したけれど見つからず(涙)
(これから山には眼鏡をはずしていこうと心に誓いました)
登山道が見つからないままとにかく登っていきました。人が入ることのない里山は道なき道を行かねばならずブッシュマンになった感じ。
18:00
途中「山師」が休憩していそうな場所を見つけ、いっそのことここにテントを張ろうかとおもいましたがまだ車の音が聞こえるので山頂を目指すことにしました。
相変わらず道なき道をを進みます。
18:30 里山B山頂到着
開けたとても良い場所。戦時中砲台があったと思われる大きな穴を発見
夕日を浴びてテント設営
4.夕食・消灯
夕食のおかずを詰めたお弁当をつまみにお酒を飲み始めての山につかれたので狸やイノシシ・鹿の鳴き声や気配に構わず19:30には消灯
20:30
聞きなれない(ヒュル・ヒュル・ヒュル~)みたいな大きな鳴き声をすぐ近くに感じ目覚めました。2回やってきたので外に出た。
何だったんだろう?はじめて聞く鳴き声に耳を澄ますが、動物の気配以外は山の音しかなく、ラーメンを食べて、しばらく炎に癒され再びシュラフの中へ・・・
5.モーニングコーヒー
05:00 起床
鳥の声で目覚める
お湯を沸かし、行きつけのコーヒー店で挽いてもらったブラジルをドリップ。
最高にうまい。今日は近い山なので いつものコーヒーカップを持ってきた(割ったら妻に何と言われることか)
6.縦走・下山
07:00 出発
縦走するために道なき道の尾根を進み下山していく(登山道ではないので木の枝や根につかまりながら)
08:30
農家のハウスの裏山に下山。なんと縦走の途中の山の尾根に入り下山してしまっていた。
森の中なので視界がきかずルートを外れていた。次回はGPS機能を試してみようと思う。
まとめ
①身近にある山を調べて地権者の了解をいただければ十分にアウトドアを楽しめる。
②身近に動物はたくさんいる(狸・イノシシ・鹿・猿)下山して聞いたら実は奇妙な鳴き声の正体は猿だった
③実は常に動物たちに人間の生活は見られていることに気づく。
④山で寝ると心身の疲れが本当に取れてリフレッシュ出来る。
⑤土曜の夕食を食べにいく気軽さ(日曜美術館に間に合うまでに帰宅できる)
⑥ブッシュの中を歩くときはメガネは禁物
今後のこと
近場の里山をキャンプしながら、自然と・土地の歴史なんかを考えつつ歩きたい。
焚火台を手に入れて自然の中で焚火料理・炎の癒しの時間を持ちたい。
庭に外囲炉裏を作ってキャンプに行けないときは庭で炎を楽しみたい。
夏にはシットオンカヤックで釣りに行き出来たらキャンプしたい。
アウトドア用の車を手に入れて遠征したい。