アウトドア

週末キャンプ(2,020 Vol.1)里山A

投稿日:2020年1月29日 更新日:

1月26日(日)キャンプしたのでアップします。

年明けからあまり体調が良くなかったので、いりこ出汁の味噌汁を作って山でゆっくりしたいと自宅から歩いて行ける山の山頂でキャンプ。

<行程>

登山中撮った写真です。ここは中腹に神社があり山頂は奥の院と呼ばれ祠があるんですが、今では踏み後もわかりにくく倒木もそのままになっているので山頂で人に会ったことは一度もないんです。

家から山頂までわずか20分程度ですがうっそうとした雑木の中に開けた山頂に到着です。

<山のこと>

この神社ができたのは、平安時代だそうで昔はこの奥の院で人々がむしろでも広げて定期的に祭事を行っていたんだと思うと荒廃した様に寂しくなります。

以前妻のお母さんに聞いたことがあるんですが昔は展望があったが木が大きくなり過ぎて全く無くなったそうです。自分にとっては深い雑木に包まれているほうが落ち着けます。

中腹にある神社では今でも毎年由緒正しい神楽が行われる信仰の山です。この山を里山Aと呼ぶことにします。

<さて味噌汁の準備をします>

自分はガスストーブは「EPI」を愛用していたんですが、最近は近場の山で鍋などをするようになって重いけど安定するのでついつい家で使うカセットコンロを持っていくことが多くなりました。邪道だと言われればそれまでですが片道2時間以内ならありかなと思っています。昔バックパッキング全盛期の時はティーバックの包装紙まで外していたのがうそのようです。

JINENの里は海の幸・山の幸が豊富でいりこも名産です。あと妻の実家で作っている「味噌」と「じャガイモ」でシンプルな味噌汁を作りました。やさしい味に心も身体も温まります。

いりこの出汁を取るとき山頂一面にいい香りが立ち込めます。周りで狸か何かががごそごそやっています。出汁をとった後の「いりこ」と「味噌」を少し離れたところにおすそ分けしました。

<魂を解放させよう>

今年覚えたんですがシークワーサという柑橘を少し入れるとさわやかになります。たかが魚肉ソーセージですが焼き立ては結構うまい。一週間断酒していたので五臓六腑に染み渡ります!!鳥のさえずり・木々の風にそよぐ音・頭の中で「シーン」という音が聞こえるとすべてのストレスから解放されます。寝袋にくるまって少し休みます。

<この後が大変でした!!>

実は今日はリハーサルのデイキャンプで日没までには撤収するはずだったのです。

しかし気が付くと午後8時を回っており、真っ暗で土砂降り(*_*;寒い!!カセットコンロに火をつけて暖を取りつつスマホの電源を確認するとなぜか「1%」スマホのライトがなければ下山できない。キャンプの覚悟を決めましたが、シュラフは安物のスリーシーズン。今更ながら準備の甘さに反省です。こんな家の近くで孤立するなんて。

しかし、覚悟を決めてこの状態をどうやって乗り切ろうかとなったとき、相当久しぶりに脳が本気モードになった感じがしました。時間が掛かっても寝袋に隙間を作っているファスナーを修理して体温が奪われるのを最小限にする。着られるものはすべて着て下半身をザックの中に入れて防寒する。カセットコンロのガスを有効に使う。フライシートがテントとくっ付いて結露が出る場所の確認と処置。「濡れないこと・体温を蓄えることで大丈夫」と信じ必要以上に不安にならない。なんだか昔の感覚がよみがえって来ました。

そして夜明けとともに下山し家に帰ってシャワーを浴びて何事もなかったように出勤しました。

今年のキャンプは波乱のスタートとなりました。まだまだアウトドアのほんの一部のスキルしかない私です。今年は焚火とか、アウトドアクッキングとか、カヤックで無人島キャンプとか色々新しい事にもチャレンジしながら月1回は週末キャンプしていきたいとワクワクしています。読者の皆さん(まだいませんが)と自然に寄り添って自然にに学ぶ生活をシエアしながらアウトドアライフを満喫していきますのでお楽しみに!!

テントを張ったキャンプのイラスト(男性)

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